学んできたことや研究の取りまとめに書くものを「論文」といいます。
論文には、自分の研究成果を学術雑誌などに投稿・発表する「学術論文」と、卒業や修了の要件として大学に提出する「学位論文」があります。
「学位論文」は、さらに「博士論文」「修士論文」「卒業論文」に分かれます。
小学生の頃、授業で作文を書いた記憶があるのではないでしょうか?
作文やレポートは、論文とは異なります。
では具体的にどのように異なるのでしょうか。
「作文」「レポート」「論文」を、それぞれ比較してみましょう。
自分の経験を中心に、感じたことや考えたことを書く文章のことをいいます。
自分の感受性をアピールして、工夫を凝らし、読む人の心を惹きつける文章とすることが重要です。内容には、主観的な感想や直感的な判断が含まれます。
あるテーマに関する調査状況や結果についてまとめたもの(報告書)のことをいいます。そこから新しい理論に発展させたり、自分の見解や分析したことを述べることはせず、調査報告のみとなります。
あるテーマや自分の研究の成果について議論をし、結論を論理的に示した文章のことをいいます。「論文」は、自分なりの見解や分析から結論を導き出すことが必要となります。
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